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やっと出会った一枚の写真 焼き場に立つ少年

ことばにならない衝撃が!みなさんはご存じだと思う。
一枚の写真。焼き場に立つ少年
やっと出会った一枚の写真 焼き場に立つ少年

暑いし、本でも読もうと武蔵野プレイスに入った。
どこも受験生等でいっぱい。片隅で「昭和19年11月24日から始まった武蔵野の空襲と中島飛行機」というパネル展示をやっていた。私も武蔵野生まれなので強い意志を持ってみた。「そうか」「酷かったんだ」と昔の景色を思い出した。出口で一枚の写真で衝撃を受けた!
何回も説明を読み返した。ことばがでなかった。係りの人に頼んで写真を撮らしてもらった。
それをもとに検索し、この写真に出会えた。

やっと出会った一枚の写真 焼き場に立つ少年

やっと出会った一枚の写真 焼き場に立つ少年

ジョー・オダネル海兵隊軍曹(アメリカ空爆調査団・公式カメラマン)のコメント
佐世保から長崎に入った私は小高い丘の上から下を眺めていました。すると白いマスクをかけた男たちが目に入りました。男たちは60センチほどの深さにえぐった穴のそばで作業をしていました。荷車に山積みした死体を石灰の燃える穴の中に次々と入れていたのです。
 10歳ぐらいの少年が歩いてくるのが目に留まりました。おんぶひもをたすきにかけて、幼子を背中に背負っています。弟や妹をおんぶしたまま、広場で遊んでいる子供たちの姿は当時の日本でよく目にする光景でした。しかし、この少年の様子ははっきりと違っています。重大な目的を持ってこの焼き場にやってきたという強い意志が感じられました。しかも裸足です。
 少年は焼き場のふちまで来ると、硬い表情で目を凝らして立ち尽くしています。背中の赤ん坊はぐっすり眠っているのか、首を後ろにのけぞらせたままです。少年は焼き場のふちに5分か10分も立っていたのでしょうか?
 白いマスクの男たちがおもむろに近づき、背中の赤ん坊をゆっくりと葬るように、焼き場の熱い灰の上に横たえました。まず幼い肉体が火に溶けるジューという音がしました。それからまばゆい程の炎がさっと舞い立ちました。真っ赤な夕日のような炎は、直立不動の少年のまだあどけない頬を赤く照らしました。
 その時です。 炎を食い入るように見つめる少年の唇に血がにじんでいるのに気づいたのは。少年があまりキツくかみ締めているため、唇の血は流れることもなく、ただ少年の下唇に赤くにじんでいました。夕日のような炎が静まると、少年はくるりときびすを返し、沈黙のまま焼き場を去って行きました・・・。
  引用元・TBS『原爆の夏 遠い日の少年』より

マツンのちから 竜馬がゆく第二巻を読了
一大事
大老井伊直助が、江戸桜田門外で水戸、薩摩の憂国の烈士のために殺された。
これで竜馬、草莽の正気が陽の目を見たのだ。水戸、薩摩の連中は、一剣をもって天下をただした。われら土佐武士も、ぼやぼやはしちょられんぞ

マツンの夏休み 気力体力の充実を目指そう
まずは食べること。今日も昼食は980円の中華丼セット。ガンガン食べないと。
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    2012年08月13日 Posted by松本輝一 at 22:07 │Comments(0)マツンのおもいを徒然に

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