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恥ずかしながら年をとって初めて読書の面白さを知った!
竜馬がゆく 司馬遼太郎著 (一)~(八)文春文庫
7月29日(日)の日記から。
八重洲ブックセンターで司馬遼太郎の「竜馬が行く①から④巻」を購入。大人としてぜひ読んでほしい本と紹介されていた。また、明日から第二の出発日と考えるから。全8巻ある。

きっかけは通信制高校の前期のレポート締切日が迫りどう対処するかという場面だった。
今まで最高に読んだ本は河井継之助の3巻が最高。
とりあえず4巻だけ買って様子を見ようとした。
読み始めると面白い。
黒船騒動がこんなだったのかが好きになった始まり。
坂本竜馬というより、その周囲にいた人の話に興味があった。
ただ、歴史の見方は多様である。

私は、というより俺は、8巻を読み終えた自分に拍手を送りたい。
本嫌いの人にこの気持ちを伝えたい。
早くガンガンした汗をかきたい でも焦ってはいけない
(野村さんへ)いい天気ですね。
元気良くテニスをやりたいところですが、もう少しの我慢を。
週4日働いて、金曜日のテニスは腰痛者には厳しい。
清板さんの状態はどうなのでしょうか。

(野村さんから)本当にいいお天気ですね。
そうですか、もう少しの我慢ですか。ではみんなで待ってます。
清板さん、何もメールないので、それなりに頑張っていると思います。
お大事に。
マツンの休日 疲れたから朝はゆったりと。
溜まっていた手紙を書かないと。三枚書き終えて見直すと、一番はじめの宛名が間違っていた。恵美さんなのになぜ恵子さんにしたのだろうか。廃棄。

ハガキ2枚、封筒で本を送付。
かたずけものをしていたらあっという間にお昼。

マツンのお友達 LEO君
休みだとわかっているからずーっとそばにいる。
マツンの考え方 そうだよな!
人の持っている長所と短所は本来、表裏一体だ。「わがまま」は「自分に正直」とも言えるし、「引っ込み思案」は「慎み深い」とも言える。短所は長所になるし、長所は短所にもなる。
マツンの定期検診 イカリクリニックまで
LEO君を連れていこうかと考えたが食事のときに面倒見る人がいない。3時もすぎてしまい、久しぶりにハンバーグを食べることにした。前歯の差し歯が抜けそうなので柔らかいものでないといけない。

筋肉が痩せてしまったから歩く訓練をしなくてはいけない。
7月29日(日)の日記から。
八重洲ブックセンターで司馬遼太郎の「竜馬が行く①から④巻」を購入。大人としてぜひ読んでほしい本と紹介されていた。また、明日から第二の出発日と考えるから。全8巻ある。
きっかけは通信制高校の前期のレポート締切日が迫りどう対処するかという場面だった。
今まで最高に読んだ本は河井継之助の3巻が最高。
とりあえず4巻だけ買って様子を見ようとした。
読み始めると面白い。
黒船騒動がこんなだったのかが好きになった始まり。
坂本竜馬というより、その周囲にいた人の話に興味があった。
ただ、歴史の見方は多様である。
私は、というより俺は、8巻を読み終えた自分に拍手を送りたい。
本嫌いの人にこの気持ちを伝えたい。
早くガンガンした汗をかきたい でも焦ってはいけない
(野村さんへ)いい天気ですね。
元気良くテニスをやりたいところですが、もう少しの我慢を。
週4日働いて、金曜日のテニスは腰痛者には厳しい。
清板さんの状態はどうなのでしょうか。
(野村さんから)本当にいいお天気ですね。
そうですか、もう少しの我慢ですか。ではみんなで待ってます。
清板さん、何もメールないので、それなりに頑張っていると思います。
お大事に。
マツンの休日 疲れたから朝はゆったりと。
溜まっていた手紙を書かないと。三枚書き終えて見直すと、一番はじめの宛名が間違っていた。恵美さんなのになぜ恵子さんにしたのだろうか。廃棄。
ハガキ2枚、封筒で本を送付。
かたずけものをしていたらあっという間にお昼。
マツンのお友達 LEO君
休みだとわかっているからずーっとそばにいる。
マツンの考え方 そうだよな!
人の持っている長所と短所は本来、表裏一体だ。「わがまま」は「自分に正直」とも言えるし、「引っ込み思案」は「慎み深い」とも言える。短所は長所になるし、長所は短所にもなる。
マツンの定期検診 イカリクリニックまで
LEO君を連れていこうかと考えたが食事のときに面倒見る人がいない。3時もすぎてしまい、久しぶりにハンバーグを食べることにした。前歯の差し歯が抜けそうなので柔らかいものでないといけない。
筋肉が痩せてしまったから歩く訓練をしなくてはいけない。
2012年10月19日 Posted by 松本輝一 at 20:36 │Comments(2) │自分を変えた本
読んだぞ!Steve Jobs ジョブズ伝記Ⅰ.Ⅱ
ジョブズは、2011年(平成23年)10月5日に亡くなった。2011年10月24日 第1刷が発行された日に購入。いろいろな人が出てきて名前を覚えるのも大変。いつごろという時代確認も大変。年金生活者だから時間がいっぱいあるはずなのに読み切れなかった。今日はLEOの散歩も忘れ陽のくれるのも忘れて読んだ。

これからが興味津々。なかでもゲイツとの教育論議は面白い。
ゲイツとの最後の対面
教育についてどう思うかとたずねたジョブズに、ゲイツは、講義やビデオ授業を学生がひとりで勉強し、クラスの時間は討論や問題解決手法の実践に使うようになると、学校の将来像について自分のビジョンを語った。いまのところ、コンピュータが学校に与えた影響は驚くほど小さい、メディアや医療、法律など、社会のほかの分野に比べてごく小さいという点でふたりは意見が一致した。この状況を変えるためには、コンピュータもモバイル機器も、一人ひとりに合わせてパーソナライズした教材にするとともにモチベーションを高めるフィードバックも提供できなければならないとゲイツは力説した。(p406)
ジョブズには、これから実現したいアイデアやプロジェクトがたくさんあった。iPad用の電子教科書や電子教材を作り、教科書産業をバラバラにして生徒を重いバッグから解放し。、背中の痛みをなくしてあげたかった。(p407.408)
成城学園前駅北口 駅ビルコルティから 冷たい雨で小さなふくらみも
日本人は何でもかんでもと考えて作ってしまう。私もiPhone4を購入した。使いこなせない。が、今日この本を読み終えたことで使える気分になった。「統合」という意味がやっと理解できた。平らで、シンプルで暖かい丸みがある。今までのアメリカ人では考えられなかったことだ。ジョブズが生きていたら、「生徒を重いバッグから解放」という考えをどう具現化したのだろうか。iPadもiPhoneもますます進化するだろう。夢のようなiCloudの世界。マツンのおもい 投稿の記事から やればできる 歯を食いしばろう
復興願いマラソン 悲しみ乗り越える
主婦 渡辺礼子 61 (千葉県旭市)
千葉県旭市で5日、マラソン大会が開かれた。旭市は東日本大震災で津波などの被害を受け、亡くなった方もいる。今回の退会は、復興へのスタートが合言葉で、私は「5キロの部」に初めて参加した。
被災直後は、めちゃくちゃになった道路や街並みを見て悲しくなり、家から一歩も出られない日が続いた。
「ごれじゃいけない」と思い、始めたのがマラソンだった。運動音痴で走ったこともなかったが、昨年4月から1周1.5キロの、自宅近くの公園の周りを歩くことから始めた。走れるようになると、それまで感じていたつらさや悲しみが紛れてきた。大会は感想を目標にした。
大会当日、中学生や同世代のランナー約500人に交じって走った。沿道からの声援に励まされ、完走できた。ゴールしてしばらくしてから喜ぴがこみ上げてきた。何だって続ければできるんだ、立ち直れるんだという思いを強くした。
今日はバレンタインデー。グーグルの表紙が変わっていた。押してみたら「びっくり!」音楽が。

これからが興味津々。なかでもゲイツとの教育論議は面白い。
ゲイツとの最後の対面
教育についてどう思うかとたずねたジョブズに、ゲイツは、講義やビデオ授業を学生がひとりで勉強し、クラスの時間は討論や問題解決手法の実践に使うようになると、学校の将来像について自分のビジョンを語った。いまのところ、コンピュータが学校に与えた影響は驚くほど小さい、メディアや医療、法律など、社会のほかの分野に比べてごく小さいという点でふたりは意見が一致した。この状況を変えるためには、コンピュータもモバイル機器も、一人ひとりに合わせてパーソナライズした教材にするとともにモチベーションを高めるフィードバックも提供できなければならないとゲイツは力説した。(p406)
ジョブズには、これから実現したいアイデアやプロジェクトがたくさんあった。iPad用の電子教科書や電子教材を作り、教科書産業をバラバラにして生徒を重いバッグから解放し。、背中の痛みをなくしてあげたかった。(p407.408)
成城学園前駅北口 駅ビルコルティから 冷たい雨で小さなふくらみも

復興願いマラソン 悲しみ乗り越える
主婦 渡辺礼子 61 (千葉県旭市)
千葉県旭市で5日、マラソン大会が開かれた。旭市は東日本大震災で津波などの被害を受け、亡くなった方もいる。今回の退会は、復興へのスタートが合言葉で、私は「5キロの部」に初めて参加した。
被災直後は、めちゃくちゃになった道路や街並みを見て悲しくなり、家から一歩も出られない日が続いた。
「ごれじゃいけない」と思い、始めたのがマラソンだった。運動音痴で走ったこともなかったが、昨年4月から1周1.5キロの、自宅近くの公園の周りを歩くことから始めた。走れるようになると、それまで感じていたつらさや悲しみが紛れてきた。大会は感想を目標にした。

今日はバレンタインデー。グーグルの表紙が変わっていた。押してみたら「びっくり!」音楽が。
2012年02月14日 Posted by 松本輝一 at 20:45 │Comments(2) │自分を変えた本
倉本聡 北の国から 覚悟を持って生きたのか!
「座標軸」を信じ、覚悟をもって実践する 倉本聡 独白「北の国から」ノート
今日、読了した。情けない、何日かかっているのだろう。気持ちがないからだろう。でも、今日、すごくいい勉強になった。「てめえ!本気で生きているのか!覚悟があるのか!
」と問われてみるとまったく情けない自分。ふっと部屋から外を見ると壮大な景色が(自分にとって)。カメラに収めた。


消費せよ消費せよ!そうすれば世の中の景気がよくなる、そういう大合唱が世の中に巻き起こってた。消費せよってことは浪費せよってことだぜ?俺たち「節約」が美徳だって教わって育った人間にはこの180度の転換は全く訳が判らになかったよ。今以て判らないまんまだけどね。
今、この災害の後をどうするかって時、新聞の社説が消費をすすめろって載せていた。目を疑ったね。今回の災害が日本にとって第三の敗戦っていわれるならば、立ち直る気にはこれまでの価値観、誤った概念を叩きこわさなくちやいけない時なンだ。即ち浪費によって大国になり上がった終戦後の日本の思想をね。消費すること、浪費することで今の繁栄を築き上げた。そのツケとして原発事故が起きた、そのことにみんな気づかないのかね。
最後にライターとして、同じライターである君ら若い人たちに言いたいことがある。
映像っていうのは集団芸術で、俺たちはその第一陣を任されるわけだけど、その後色んな人間が、夫々の才能を持ち寄るわけだ。その中には良い才能も悪い才能も加わだろう。だから自分の思い通りにはならない。
それに只腹立てても仕様がないンだな。
だからね。
自分としての「完全」を勝ちとる為には、90の「完全」を見せたいならば120のシナオを書けば良い。 100の”完全”を見せたいならば150のシナリオを書けば良い。そうすればたとえスタッフやキャストが
多少中身をねじ曲げようどむ100の作品になってくれるよ。
けんかしてもそこで終わるだけだからね。
これが、けんかで一度世をしくじった俺の君たちへの贈る言葉だよ。
腹が立ったらその怒りをね、内に溜めこんでバネにすることだよ。
まして、都会育ちの子供をつれてこうした暮らしにとびこんだ五郎は非常な覚悟をした筈で自らの定めた「座標軸」を信じ、覚悟をもって実践する行為は、必然的にいさぎ良さを伴う。
黒板五郎という一見無様な人物が、何となく恰好良く光ってみえたとしたら、多分このいさぎ良さに起因するのではないか。自分で書いておいてそう言うのも変だが、今回読み直して更めてそう思う。
「北の国から」ノート 倉本聡
p312 p326 人が死ぬということ
p342 あとがき
マツンのひとりごと
「覚悟」と考えているうち、立松和平のことを思い出した。何年か前にMIXIに書いた。次の・・・
人生ほどほどにと言うが 2010年06月08日23:15
立松和平さんの「魂の遺稿」を読んだ。あっさりとこの世を去ったのだ。(2010年2月逝去)二つの言葉が私の心を打った。
四摂法(ししょうぼう)とは、仏や菩薩等が、衆生を導くための手段、方法のこと。
仏や菩薩が、苦海に居る衆生をいかに救済せんとして思惟し、心血を注いで化導する4つの方法である。
四摂事(ししょうじ)、四恩(しおん)とも謂う。仁王経中等に説かれる。
1.布施(ふせ)
相手の好む物、財物や法を施して親愛を感じせしめ、仏道に引き入れること。
2.愛語(あいご)
相手に物腰の柔らかい言葉をかけて親愛を感じせしめ、仏道に引き入れること。
3.利行(りぎょう)
相手に身・口・意(行い・言語・意念)の善行をもって利益し親愛を感じせしめ、仏道に引き入れること。
4.同事(どうじ)
相手の機根(法を聞き、受け入れられる機会や根性)に随い、その所行によって同化し、仏道に引き入れること。同時とも書く。 同時とは、どんなに自我を持って自分だけは別格だと思ってみても、結局のところ人はみな同じだというのだ。(立松和平・はじめての老い、さいごの老いより)
「慕古心」
時を超えて、人を超えて、語り、受け継がれ、伝えられる「真実(本当のこと)」は永遠に輝いて、いつも新しいのです。道元禅師は、現代を生きる私たちに、「真実(本当のこと)」をたくさん教え示してくださっています。そのひとつひとつを学び、実践することを「慕古心」というのです。「慕古心」とは、「永遠の真実」を探し求めることであり、「道元禅師のメッセージ」はそのための羅針盤に他なりません。決して古びることのない精神が過去から未来に向かって凛として貫き通っていることを感じるのである。
2010年6月7日
武蔵境八重洲ブックセンターで本を見た瞬間手に取り・・・。私と同じ年代。宇都宮のスクーリングの帰り、駅の近くの飲み屋で隣になった。話はしなかったが、目であいさつ。
今日は一日よく本を読み資料を整理した。昨日はレオ君がゆっくり泣かせてくれなかった。居場所がしっくりこなかったらしい。朝になると宅急便、ゴミ収集車等の音で大興奮。祭日・年末なのか?
マツンの写真
朝、レオ君がさみしそうな顔をしている。めったにない顔!チャンス!オリンパスE10で撮影。

今日、読了した。情けない、何日かかっているのだろう。気持ちがないからだろう。でも、今日、すごくいい勉強になった。「てめえ!本気で生きているのか!覚悟があるのか!



消費せよ消費せよ!そうすれば世の中の景気がよくなる、そういう大合唱が世の中に巻き起こってた。消費せよってことは浪費せよってことだぜ?俺たち「節約」が美徳だって教わって育った人間にはこの180度の転換は全く訳が判らになかったよ。今以て判らないまんまだけどね。
今、この災害の後をどうするかって時、新聞の社説が消費をすすめろって載せていた。目を疑ったね。今回の災害が日本にとって第三の敗戦っていわれるならば、立ち直る気にはこれまでの価値観、誤った概念を叩きこわさなくちやいけない時なンだ。即ち浪費によって大国になり上がった終戦後の日本の思想をね。消費すること、浪費することで今の繁栄を築き上げた。そのツケとして原発事故が起きた、そのことにみんな気づかないのかね。
最後にライターとして、同じライターである君ら若い人たちに言いたいことがある。
映像っていうのは集団芸術で、俺たちはその第一陣を任されるわけだけど、その後色んな人間が、夫々の才能を持ち寄るわけだ。その中には良い才能も悪い才能も加わだろう。だから自分の思い通りにはならない。
それに只腹立てても仕様がないンだな。
だからね。
自分としての「完全」を勝ちとる為には、90の「完全」を見せたいならば120のシナオを書けば良い。 100の”完全”を見せたいならば150のシナリオを書けば良い。そうすればたとえスタッフやキャストが

けんかしてもそこで終わるだけだからね。
これが、けんかで一度世をしくじった俺の君たちへの贈る言葉だよ。
腹が立ったらその怒りをね、内に溜めこんでバネにすることだよ。
まして、都会育ちの子供をつれてこうした暮らしにとびこんだ五郎は非常な覚悟をした筈で自らの定めた「座標軸」を信じ、覚悟をもって実践する行為は、必然的にいさぎ良さを伴う。
黒板五郎という一見無様な人物が、何となく恰好良く光ってみえたとしたら、多分このいさぎ良さに起因するのではないか。自分で書いておいてそう言うのも変だが、今回読み直して更めてそう思う。
「北の国から」ノート 倉本聡
p312 p326 人が死ぬということ
p342 あとがき
マツンのひとりごと

「覚悟」と考えているうち、立松和平のことを思い出した。何年か前にMIXIに書いた。次の・・・
人生ほどほどにと言うが 2010年06月08日23:15
立松和平さんの「魂の遺稿」を読んだ。あっさりとこの世を去ったのだ。(2010年2月逝去)二つの言葉が私の心を打った。
四摂法(ししょうぼう)とは、仏や菩薩等が、衆生を導くための手段、方法のこと。
仏や菩薩が、苦海に居る衆生をいかに救済せんとして思惟し、心血を注いで化導する4つの方法である。
四摂事(ししょうじ)、四恩(しおん)とも謂う。仁王経中等に説かれる。
1.布施(ふせ)
相手の好む物、財物や法を施して親愛を感じせしめ、仏道に引き入れること。
2.愛語(あいご)
相手に物腰の柔らかい言葉をかけて親愛を感じせしめ、仏道に引き入れること。
3.利行(りぎょう)
相手に身・口・意(行い・言語・意念)の善行をもって利益し親愛を感じせしめ、仏道に引き入れること。
4.同事(どうじ)
相手の機根(法を聞き、受け入れられる機会や根性)に随い、その所行によって同化し、仏道に引き入れること。同時とも書く。 同時とは、どんなに自我を持って自分だけは別格だと思ってみても、結局のところ人はみな同じだというのだ。(立松和平・はじめての老い、さいごの老いより)
「慕古心」
時を超えて、人を超えて、語り、受け継がれ、伝えられる「真実(本当のこと)」は永遠に輝いて、いつも新しいのです。道元禅師は、現代を生きる私たちに、「真実(本当のこと)」をたくさん教え示してくださっています。そのひとつひとつを学び、実践することを「慕古心」というのです。「慕古心」とは、「永遠の真実」を探し求めることであり、「道元禅師のメッセージ」はそのための羅針盤に他なりません。決して古びることのない精神が過去から未来に向かって凛として貫き通っていることを感じるのである。
2010年6月7日
武蔵境八重洲ブックセンターで本を見た瞬間手に取り・・・。私と同じ年代。宇都宮のスクーリングの帰り、駅の近くの飲み屋で隣になった。話はしなかったが、目であいさつ。
今日は一日よく本を読み資料を整理した。昨日はレオ君がゆっくり泣かせてくれなかった。居場所がしっくりこなかったらしい。朝になると宅急便、ゴミ収集車等の音で大興奮。祭日・年末なのか?
マツンの写真
朝、レオ君がさみしそうな顔をしている。めったにない顔!チャンス!オリンパスE10で撮影。





2011年12月23日 Posted by 松本輝一 at 22:27 │Comments(3) │自分を変えた本
日本人の心根 ふるさと(うさぎおいし・・・)①
今日も少しずつだが本を読んだ。倉本聡さんの「獨白」のp231 第十六話中で”ふるさと”が書かれていた。感動した。長いのでさわりの部分だけ、ちょっと紹介しよう。
それでも本当にふるさとじゃないよね。高校時代や大学時代、夏休みになると何人かの友達がくにに帰っちゃう。このくに=ふるさとのあるってのが、俺には凄く羨ましかったね。
私がふるさとに拘る理由は倉本さんと一緒。私は東京生まれの東京育ち。ふるさとがないのだ。
でも、感動したのは科技高にはいって卒業式の一番最後に「ふるさと」斉唱をするのだ。歌う理由は知らない。40年いたが残念なことに1回だけ歌えなかった。「仰げば尊し」が頑強に支持された。でも、1回だけだった。
今年は、悲しい「ふるさと」を何回も聞いた。私の思いは次の文章に残っている。
科学技術学園高等学校 同窓会代議員会 講演「継続は力なり」
あとがきより 東日本大震災から3ヶ月半。政治の空白が痛い。もっと早く!もっと早く!
同窓会代議員会から講演の機会をいただいた。40年科技高にいた存在を多少でも明らかにするチャンスだ、と捉えた。まず、欲張りすぎた。そして、知らないことが多すぎた。より同窓会の今、連携校(募集中止を含めて)の今を知りたいという欲にかられてきた。
約12万人の同窓生は日本の今をしっかり支えている。確信を持って言える。彼ら彼女らの繋がりと絆を強くたいせつにしたいと。私ごとでいえば、小学校・高等学校はもうない。でも、そこにたましいの叫びが残っているような気がする。唯一残るのが同窓会だ。連携校はなくなっても各同窓会は生きている。科技高同窓会がぜひネットワークの中心になっていただきたい。
私は卒業式の最後の「ふるさと」斉唱が大好きだ。歌詞を見ないで誰でもが大きな声で歌える。「日本人の心根」であるような気がする。同窓会でもぜひ最後の締めは「ふるさと」にしてもらいたい。松本輝一
2011年(平成23年6月28日)
武蔵野の森公園にて
兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき ふるさと
如何(いか)にいます 父母
恙(つつが) 無しや友垣(ともがき)
雨に風につけても
思い出ずる ふるさと
志(こころざし)を 果たして
いつの日にか 帰(かえ)らん
山はあおきふるさと
水は清き ふるさと

マツンのひとりごと引きつづき小さな支援を 復興タコ「ゆめ多幸鎮(たこちん)」「ゆめ多幸鎮(たこちん)」には、1つの希望と3つの願いが込められているそうです。
1つの希望・・・「東北の復興」
3つの願い・・・「合格祈願」「除災願」「商売繁昌」
真っ赤な可愛いいタコが、ハチマキを巻き、「東北復興」の旗を掲げている姿は、なんとも可愛く、勇ましく、元気になれそうなキャラクターです。
ふるさとに関してはまだまだつづきがいっぱいあります。今日はこれで。

私がふるさとに拘る理由は倉本さんと一緒。私は東京生まれの東京育ち。ふるさとがないのだ。
でも、感動したのは科技高にはいって卒業式の一番最後に「ふるさと」斉唱をするのだ。歌う理由は知らない。40年いたが残念なことに1回だけ歌えなかった。「仰げば尊し」が頑強に支持された。でも、1回だけだった。
今年は、悲しい「ふるさと」を何回も聞いた。私の思いは次の文章に残っている。
あとがきより 東日本大震災から3ヶ月半。政治の空白が痛い。もっと早く!もっと早く!
同窓会代議員会から講演の機会をいただいた。40年科技高にいた存在を多少でも明らかにするチャンスだ、と捉えた。まず、欲張りすぎた。そして、知らないことが多すぎた。より同窓会の今、連携校(募集中止を含めて)の今を知りたいという欲にかられてきた。
約12万人の同窓生は日本の今をしっかり支えている。確信を持って言える。彼ら彼女らの繋がりと絆を強くたいせつにしたいと。私ごとでいえば、小学校・高等学校はもうない。でも、そこにたましいの叫びが残っているような気がする。唯一残るのが同窓会だ。連携校はなくなっても各同窓会は生きている。科技高同窓会がぜひネットワークの中心になっていただきたい。
私は卒業式の最後の「ふるさと」斉唱が大好きだ。歌詞を見ないで誰でもが大きな声で歌える。「日本人の心根」であるような気がする。同窓会でもぜひ最後の締めは「ふるさと」にしてもらいたい。松本輝一
2011年(平成23年6月28日)
武蔵野の森公園にて
兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき ふるさと
如何(いか)にいます 父母
恙(つつが) 無しや友垣(ともがき)
雨に風につけても
思い出ずる ふるさと
志(こころざし)を 果たして
いつの日にか 帰(かえ)らん
山はあおきふるさと
水は清き ふるさと

マツンのひとりごと引きつづき小さな支援を 復興タコ「ゆめ多幸鎮(たこちん)」「ゆめ多幸鎮(たこちん)」には、1つの希望と3つの願いが込められているそうです。
1つの希望・・・「東北の復興」
3つの願い・・・「合格祈願」「除災願」「商売繁昌」
真っ赤な可愛いいタコが、ハチマキを巻き、「東北復興」の旗を掲げている姿は、なんとも可愛く、勇ましく、元気になれそうなキャラクターです。
ふるさとに関してはまだまだつづきがいっぱいあります。今日はこれで。
2011年12月20日 Posted by 松本輝一 at 23:50 │Comments(2) │自分を変えた本
人生に卒業学校欄なんかいいらない!!
獨白「北の国から」ノーツ 倉本聰
p199、200
全くその通りだと思うね。人生に卒業学校欄なんてない。
だけど今の世、今の親たちにとっては、「卒業学校欄」が何よりも大事で、そのことを得る為に子供の尻を叩いて、どうでも良い知識をいっぱいつめこませる。そうやって良い学校を出た連中が、人間も出来ていない、倫理観もない。なのに威張って高い所に立って、この国をひつぱってる気になってるンだ。
これは世の中狂ってるよ。
田中角栄が憲政史上最年少、44歳で大蔵大臣に就任したとき、東大法学部卒が大半を占める官僚に中の官僚を前にあのダミ声で放った演説。
「私が田中角栄だ。小学校高等科卒である、できることはやる。できないことはやらない。しかし、全ての責任は、この田中角栄が追う。以上」
見事であるとしか、言いようがないね。
オリンパス、大王製紙、読売巨人軍、一連の事件から学ぶことは?オリンパス、大王製紙、読売新聞の事件は、共通点もありますが、相違点もあります。共通点としては、長年の権力者が社内権力を握って、他の人が物を申しにくくなっていたという点があります。相違点としては、オリンパスはまだ逮捕者は出ていないものの不正会計を行い、大王製紙は井川前会長が特別背任容疑で逮捕されたのに対して、読売新聞では違法行為はなく、社内抗争の色彩が強いという違いがあります。また、大王製紙の場合、井川前会長は創業家出身という点で会社を支配する正統性がありましたが、オリンパスと読売新聞の場合は、創業者でも大株主でもない経営者が長期にわたって会社で権限を振るっていました。「中興の祖」という言葉がありますが、サラリーマン経営者でも企業を大きくした成果があり、人事権などを長年握ると、他の人は「物言えば唇寒し」的な状況になり、社内のチェック機能が働きにくくなることは、他の大企業に見られる現象です。

レオ君と私が散髪に。ワンちゃんは、シャンプー・カットという。私4000円、レオ君約7000円。
悪者?話題の人の卒業学校欄
井川意高(いかわもとたか)筑波大学附属駒場高等学校を経て、東京大学法学部卒業。
菊川剛(きくかわつよし)慶應義塾大学法学部
森 久志(もり ひさし)一橋大学卒業後の1981年(昭和56年)4月、オリンパス光学工業(当時)に入社。入社後の1985年(昭和60年)8月からは、ニューヨーク大学の経営大学院(現在のスターン・ビジネススクール)
渡邉 恒雄(わたなべ つねお)東京大学文学部卒業
清武 英利(きよたけ ひでとし)立命館大学経済学部卒業
みなさん超一流の大学を卒業されている方ですね。本当に寂しいですね。日本力を低下させた超日本人のレッテルを張られた人。
かつてリンカーン元大統領はこう言いました。「すべての人を少しの間だけだますことはできる。一部の人をずっとだますこともできる。しかし、すべての人をずっとだますことはできない」。別に難しいことを言っているわけではありません。我々は、目の前に「報賞」がぶらさがると、こうした当たり前のことすら忘れてしまうほど、愚かな面もあるということでしょう。しかし、その「報賞」が、経済成長の原動力になっていたりするものですから、困るわけです。
マツンのひとりごと
下手でも自分を表現していこう。肉筆・スケッチ?どちらでもない?マツン@?といいたい。
p199、200

だけど今の世、今の親たちにとっては、「卒業学校欄」が何よりも大事で、そのことを得る為に子供の尻を叩いて、どうでも良い知識をいっぱいつめこませる。そうやって良い学校を出た連中が、人間も出来ていない、倫理観もない。なのに威張って高い所に立って、この国をひつぱってる気になってるンだ。
これは世の中狂ってるよ。
田中角栄が憲政史上最年少、44歳で大蔵大臣に就任したとき、東大法学部卒が大半を占める官僚に中の官僚を前にあのダミ声で放った演説。
「私が田中角栄だ。小学校高等科卒である、できることはやる。できないことはやらない。しかし、全ての責任は、この田中角栄が追う。以上」
見事であるとしか、言いようがないね。
オリンパス、大王製紙、読売巨人軍、一連の事件から学ぶことは?オリンパス、大王製紙、読売新聞の事件は、共通点もありますが、相違点もあります。共通点としては、長年の権力者が社内権力を握って、他の人が物を申しにくくなっていたという点があります。相違点としては、オリンパスはまだ逮捕者は出ていないものの不正会計を行い、大王製紙は井川前会長が特別背任容疑で逮捕されたのに対して、読売新聞では違法行為はなく、社内抗争の色彩が強いという違いがあります。また、大王製紙の場合、井川前会長は創業家出身という点で会社を支配する正統性がありましたが、オリンパスと読売新聞の場合は、創業者でも大株主でもない経営者が長期にわたって会社で権限を振るっていました。「中興の祖」という言葉がありますが、サラリーマン経営者でも企業を大きくした成果があり、人事権などを長年握ると、他の人は「物言えば唇寒し」的な状況になり、社内のチェック機能が働きにくくなることは、他の大企業に見られる現象です。



レオ君と私が散髪に。ワンちゃんは、シャンプー・カットという。私4000円、レオ君約7000円。
悪者?話題の人の卒業学校欄
井川意高(いかわもとたか)筑波大学附属駒場高等学校を経て、東京大学法学部卒業。
菊川剛(きくかわつよし)慶應義塾大学法学部
森 久志(もり ひさし)一橋大学卒業後の1981年(昭和56年)4月、オリンパス光学工業(当時)に入社。入社後の1985年(昭和60年)8月からは、ニューヨーク大学の経営大学院(現在のスターン・ビジネススクール)
渡邉 恒雄(わたなべ つねお)東京大学文学部卒業
清武 英利(きよたけ ひでとし)立命館大学経済学部卒業
みなさん超一流の大学を卒業されている方ですね。本当に寂しいですね。日本力を低下させた超日本人のレッテルを張られた人。
かつてリンカーン元大統領はこう言いました。「すべての人を少しの間だけだますことはできる。一部の人をずっとだますこともできる。しかし、すべての人をずっとだますことはできない」。別に難しいことを言っているわけではありません。我々は、目の前に「報賞」がぶらさがると、こうした当たり前のことすら忘れてしまうほど、愚かな面もあるということでしょう。しかし、その「報賞」が、経済成長の原動力になっていたりするものですから、困るわけです。
マツンのひとりごと
下手でも自分を表現していこう。肉筆・スケッチ?どちらでもない?マツン@?といいたい。
2011年12月14日 Posted by 松本輝一 at 19:57 │Comments(0) │自分を変えた本
緊急提言 ~不登校・いじめ・高校進学でお悩みの方~
この本を手にして
16歳の迷っていた僕への手紙’12
不登校、いじめ、心の病、みんな乗り越えられたよ
「体験談を聴く会」から生まれた1冊 学びリンクでは、通信制高校やサポート校などを紹介する「合同進路相談会」を開催しております。進路に不安を持つ生徒や親御さんのために、各校の先生たちが個別に進路相談を行うかたわら、在校生や卒業生による「体験談を聴く会」も併せて行っています。
この聴く会が、来場された中・高校生や保護者の方々に好評を得ており、より詳しい内容を知りたいとうご要望から、I冊の本として編集する運びとなりました。
生きづらさを感じ、悩み、苦しみ抜いてたどり着いた、通信制高校やサポート校で世界観が変わった体験
者たち。
その忌憚のない語りには、強さと優しさがあります。
本当に大切なものは何か?
「自分らしく生きる」とはどういうことか?
そのために必要なことは何なのか……。
読後に見えてくるものが、読者一人ひとりの”動き出す”きっかけになることを願っています。
平成23年12月 学びリンク
私も昨日から今日と読んでみた。切実感が以外とない。これから頑張ればいいのだ。自立ではなく自活だ!と言い切っている。不登校、心の病気、いろいろ葛藤しながら今を語っている。それが本人と親御さんであるところだ他の本と違う。もっとすごいのは並んで写真を撮っていること。みんないい表情をしている。
私はこの体験を聴く会を新宿、横浜、大宮、愛知、千葉の会場で聴いてきた。長い時は3時間延々とやっている。頭の芯が痛くなる。昼飯抜きは当然。辛いけど同じ場で同じ視線で聴いてあげないと。中学校3年生は進路決定の山場を迎えている。人の言いなりになってはいけない。自分で動かなければ。
マツンのぶらり旅
青空が広がっている。久しぶりにレオ君と散歩しよう。深大寺の天ざる蕎麦か武蔵野の森公園と迷ったが、青空をプロペラ機が飛ぶ姿を見たいと武蔵野の森公園に行った。調布飛行場は小型プロペラ機がどんどん飛び立っていった。一機だけ頭上をかすめて降りてきた。撮りそこなった。壮大な空間は一番贅沢だ。3時ごろになったら急に冷えてきた。避けるところが少ないから怖いところもある公園。それにしても巨大なアジスタはゴミの山なのか。人間味がしない建物である。

16歳の迷っていた僕への手紙’12
不登校、いじめ、心の病、みんな乗り越えられたよ

「体験談を聴く会」から生まれた1冊 学びリンクでは、通信制高校やサポート校などを紹介する「合同進路相談会」を開催しております。進路に不安を持つ生徒や親御さんのために、各校の先生たちが個別に進路相談を行うかたわら、在校生や卒業生による「体験談を聴く会」も併せて行っています。

生きづらさを感じ、悩み、苦しみ抜いてたどり着いた、通信制高校やサポート校で世界観が変わった体験
者たち。
その忌憚のない語りには、強さと優しさがあります。
本当に大切なものは何か?
「自分らしく生きる」とはどういうことか?
そのために必要なことは何なのか……。
読後に見えてくるものが、読者一人ひとりの”動き出す”きっかけになることを願っています。
平成23年12月 学びリンク

私はこの体験を聴く会を新宿、横浜、大宮、愛知、千葉の会場で聴いてきた。長い時は3時間延々とやっている。頭の芯が痛くなる。昼飯抜きは当然。辛いけど同じ場で同じ視線で聴いてあげないと。中学校3年生は進路決定の山場を迎えている。人の言いなりになってはいけない。自分で動かなければ。
マツンのぶらり旅
青空が広がっている。久しぶりにレオ君と散歩しよう。深大寺の天ざる蕎麦か武蔵野の森公園と迷ったが、青空をプロペラ機が飛ぶ姿を見たいと武蔵野の森公園に行った。調布飛行場は小型プロペラ機がどんどん飛び立っていった。一機だけ頭上をかすめて降りてきた。撮りそこなった。壮大な空間は一番贅沢だ。3時ごろになったら急に冷えてきた。避けるところが少ないから怖いところもある公園。それにしても巨大なアジスタはゴミの山なのか。人間味がしない建物である。




2011年12月05日 Posted by 松本輝一 at 16:33 │Comments(0) │自分を変えた本
本の紹介 16歳の迷っていた僕への手紙’12
素晴らしい景色に見送られ、12月4日(日)、㈱学びリンク主催の通信制高校・サポート校合同説明会(新宿・住友ビル47階)に総合相談者として行ってきた。底冷えのする風の強い日曜日。その分空は真っ青。気分のいい出発である。
中学3年生は3者面談の最終局面。「普通ならばいい」、そんなことばもあった。いちばん難しいことだ。進路で悩んでいる方はこの本を読んでいただきたい。評論家ではなく、本人・保護者が語り写真も紹介されている。
16歳の迷っていた僕への手紙’12 ㈱学びリンク編 発行者 山口教雄 定価:本体1000円
「はじめに」の部分を紹介
この本は、12組24人の親子の体験談集です。
進路に悩みや迷いを抱えていた10代半ばの自分自身を12人が話っています。
みんな不登校、いじめ、心の病、病気、進学先への不安などに直面していました。
「自分の過去のことを話すのは嫌だけど、当時の自分と同じように悩んでいる人を見るとどうにかしてあ
げたいと思って体験談を話してしまいます」。在校生スタッフとして、今は学校見学者の応対をする生徒が
います。
「話せるようになったんだったら、克服できているんだよ」と先生から言われ、気持ちが楽になったと言
います。
親としてわが子の悩みや迷いに寄り添った12人がそのときの気持ちを話っています。
「娘が不登校を乗り越えて新しい目標を見つけていく姿に、正しい道は一つではないと教えられました」と気づいたお母さんがいます。
常識やモラルにしばられ、正しい答えは一つだけだと思い込んでいたと言います。
「周囲と違った道を歩むことは、不安でいっぱいでした」と思い返したお母さんもいます。
10代半ばに12人が選んだ未来、その親たち12人が応援した未来。どれ一つ同じものはありませんが、悩み
や迷いを抱えていたころを「今の生活を得るために必要な過程だった」と振り返えられるようになりました。
12人の体験談は、迷い、悩んでいた自分を支え、後押ししてくれた家族や先生をはじめとする周囲の人たちへの感謝と、動き始める決意をした自分自身への控えめな賞賛です。
そして、今同じように進路に悩みや迷いを感じている人に伝えたい、ちょっと先の未来からのメッセージ
でもあるのです。
最後は未来の自分自身に向けたメッセージです。
「10年後の自分にひと言」と登場してくれた12人にたずねてみました。
「仕事をして、結婚もして、できたら子どももいるといいな」
等身大の未来予想図が返ってきました。
「10年後の子どもにひと言」と親たち12人にたずねてみました。
「人を思いやれる、大人の女性になって! いつも家族がついているよ」
子どもたちを見守るやさしい願いが返ってきました。
新宿副都心は故郷。懐かしい西口地下道。騒音・浮浪者・東京砂漠の景色が喪失。檻の中を歩かされている感じ。淀橋浄水場の跡地を歩いているのだ。ビル群の中に放り込まれた私は昔の写真に拘った。昭和44年3月、42年前の卒業式(工学院大学)の記念写真を探し出した。
「体験談を聴く会」で多くのことを学んだ。大切なこと、①同じ土俵②同じ目線③聴いてあげるという三点だった。勉強がわからない、教室の空気が嫌、学校に入りたくないと言っていた子どもたちが大きく変わった。学校は家以上に安心できる場所、向上ができる場所、自分の時間がつくれる場所、安心できる場所、自分たちをさらけ出せる場所であると言った。保育園の先生、英語の教師、声優、ゲームプランナーなど明確な目標を持って子どもたちは頑張っている。陰ながら応援しよう。

中学3年生は3者面談の最終局面。「普通ならばいい」、そんなことばもあった。いちばん難しいことだ。進路で悩んでいる方はこの本を読んでいただきたい。評論家ではなく、本人・保護者が語り写真も紹介されている。
16歳の迷っていた僕への手紙’12 ㈱学びリンク編 発行者 山口教雄 定価:本体1000円
「はじめに」の部分を紹介
この本は、12組24人の親子の体験談集です。

みんな不登校、いじめ、心の病、病気、進学先への不安などに直面していました。
「自分の過去のことを話すのは嫌だけど、当時の自分と同じように悩んでいる人を見るとどうにかしてあ
げたいと思って体験談を話してしまいます」。在校生スタッフとして、今は学校見学者の応対をする生徒が
います。
「話せるようになったんだったら、克服できているんだよ」と先生から言われ、気持ちが楽になったと言
います。
親としてわが子の悩みや迷いに寄り添った12人がそのときの気持ちを話っています。
「娘が不登校を乗り越えて新しい目標を見つけていく姿に、正しい道は一つではないと教えられました」と気づいたお母さんがいます。
常識やモラルにしばられ、正しい答えは一つだけだと思い込んでいたと言います。
「周囲と違った道を歩むことは、不安でいっぱいでした」と思い返したお母さんもいます。
10代半ばに12人が選んだ未来、その親たち12人が応援した未来。どれ一つ同じものはありませんが、悩み
や迷いを抱えていたころを「今の生活を得るために必要な過程だった」と振り返えられるようになりました。

そして、今同じように進路に悩みや迷いを感じている人に伝えたい、ちょっと先の未来からのメッセージ
でもあるのです。
最後は未来の自分自身に向けたメッセージです。
「10年後の自分にひと言」と登場してくれた12人にたずねてみました。
「仕事をして、結婚もして、できたら子どももいるといいな」
等身大の未来予想図が返ってきました。
「10年後の子どもにひと言」と親たち12人にたずねてみました。
「人を思いやれる、大人の女性になって! いつも家族がついているよ」
子どもたちを見守るやさしい願いが返ってきました。

「体験談を聴く会」で多くのことを学んだ。大切なこと、①同じ土俵②同じ目線③聴いてあげるという三点だった。勉強がわからない、教室の空気が嫌、学校に入りたくないと言っていた子どもたちが大きく変わった。学校は家以上に安心できる場所、向上ができる場所、自分の時間がつくれる場所、安心できる場所、自分たちをさらけ出せる場所であると言った。保育園の先生、英語の教師、声優、ゲームプランナーなど明確な目標を持って子どもたちは頑張っている。陰ながら応援しよう。
2011年12月04日 Posted by 松本輝一 at 23:49 │Comments(0) │自分を変えた本
杉山愛の母、杉山芙紗子さん「一流選手の親はどこが違うのか」
武蔵野プレイスの前の広場。絆・きずな

杉山芙紗子さん。今日本屋に行ってなにげなく新書を見ていた。「一流選手の親はどこが違うのか」という題に手が動く。
杉山芙紗子?世界的テニスプレーヤー杉山愛さんのお母さんだ。
「はじめに」の3行で買う決意
本書は、私が2010年度に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で書き上げた修士論文「日本の若手トップアスリートにおける両親の教育方針に関する一考察」の基づいて執筆したものです。
学ぶ姿勢に頭が下がる
学び続ける心=向上心に感動
「人間力」ということば20ページ
ここで言う「体力」とは狭義な意味での「身体体力」に限っていますが、私自身は、本来の体力とは「身体体力」「知的体力」「精神体力」の三つがあり、その三つをバランス良く備えて社会環境に順応している人こそ「体力ある人=人間力の高い人」と考えています。
「たかが、されど」185ページ
私たちアスリートは、「たかがスポーツ」と言える謙虚さと、「されどスポーツ」と言える誇りを同時に持ちたいと、強く思います。
平田竹男教授「野球を学問する」桑田真澄著。新潮社。2010年4月10日購入
平田竹男(早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授)さんの凄さをその時知った
私も中学から軟式庭球(ソフトテニス)をやってきた。高校のソフトテニス部の顧問もやった。全国高校定通制ソフトテニス大会の役員もやった。全日制では巣鴨高校、駒大高校を倒せと汗をかいた。勝ちにこだわりすぎるのは好きではない。テニスを好きになってほしい。選手それぞれの個性を活かしたテニスに終始。
今はコーチ(清板伸一郎さん)について毎週1回楽しくナイターテニスをやっている。
杉山芙紗子さんの人間力・コミュニケーションにこだわる指導法は大好きだ。論文を書いた後の活躍が楽しみだ。デビスカップの監督になってほしい。
本の題は一流アスリートになるため、ととられそうだがそうではない。立派な教育論であり日本スポーツ界に警鐘をならしている。
最後に、桑田真澄さんの時も学ぶ姿勢に感動したが、杉山芙紗子さんの人生の総決算であろう大学院大学での学習は大変な困難があったと思う。「感謝の気持ち」「ののしらない」をもっと日本のテニスに取り入れていかなくてはいけない。セルフジャッジでインのボールを平気で「アウト」とジャッジすることは慎んでもらいたい。コーチの研修制度、アスリートの生活向上、セカンドキャリアへの教育も先が見えてこないと第二の愛、圭が出てくるのは遠いだろう。素晴らしい論文だ。
今日のニュース<人間力>
プロ野球の阪急、近鉄(ともに現オリックス)などで監督を務め、25日に91歳で死去した西本幸雄氏西本監督のお通夜上田氏は「責任感が強い、自分に厳しい監督。強い人間力を身につけた最高の方。あんな方は出てこない」と話した。

杉山芙紗子さん。今日本屋に行ってなにげなく新書を見ていた。「一流選手の親はどこが違うのか」という題に手が動く。
杉山芙紗子?世界的テニスプレーヤー杉山愛さんのお母さんだ。

「はじめに」の3行で買う決意
本書は、私が2010年度に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で書き上げた修士論文「日本の若手トップアスリートにおける両親の教育方針に関する一考察」の基づいて執筆したものです。
学ぶ姿勢に頭が下がる
学び続ける心=向上心に感動

ここで言う「体力」とは狭義な意味での「身体体力」に限っていますが、私自身は、本来の体力とは「身体体力」「知的体力」「精神体力」の三つがあり、その三つをバランス良く備えて社会環境に順応している人こそ「体力ある人=人間力の高い人」と考えています。
「たかが、されど」185ページ
私たちアスリートは、「たかがスポーツ」と言える謙虚さと、「されどスポーツ」と言える誇りを同時に持ちたいと、強く思います。

平田竹男(早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授)さんの凄さをその時知った
私も中学から軟式庭球(ソフトテニス)をやってきた。高校のソフトテニス部の顧問もやった。全国高校定通制ソフトテニス大会の役員もやった。全日制では巣鴨高校、駒大高校を倒せと汗をかいた。勝ちにこだわりすぎるのは好きではない。テニスを好きになってほしい。選手それぞれの個性を活かしたテニスに終始。
今はコーチ(清板伸一郎さん)について毎週1回楽しくナイターテニスをやっている。
杉山芙紗子さんの人間力・コミュニケーションにこだわる指導法は大好きだ。論文を書いた後の活躍が楽しみだ。デビスカップの監督になってほしい。
本の題は一流アスリートになるため、ととられそうだがそうではない。立派な教育論であり日本スポーツ界に警鐘をならしている。
最後に、桑田真澄さんの時も学ぶ姿勢に感動したが、杉山芙紗子さんの人生の総決算であろう大学院大学での学習は大変な困難があったと思う。「感謝の気持ち」「ののしらない」をもっと日本のテニスに取り入れていかなくてはいけない。セルフジャッジでインのボールを平気で「アウト」とジャッジすることは慎んでもらいたい。コーチの研修制度、アスリートの生活向上、セカンドキャリアへの教育も先が見えてこないと第二の愛、圭が出てくるのは遠いだろう。素晴らしい論文だ。
今日のニュース<人間力>
プロ野球の阪急、近鉄(ともに現オリックス)などで監督を務め、25日に91歳で死去した西本幸雄氏西本監督のお通夜上田氏は「責任感が強い、自分に厳しい監督。強い人間力を身につけた最高の方。あんな方は出てこない」と話した。
2011年11月30日 Posted by 松本輝一 at 02:13 │Comments(0) │自分を変えた本
憂鬱
雨が憂鬱か
雨
冷たい
暗い
静か
こんな日こそゆっくり自分の時間が持てる
新聞を読む
[産経抄]抜粋
今から154年前の安政4年、米大統領の国書を携えた初代駐日米公使のハ
リスは、江戸城に参内し、13代将軍徳川家定に初めて謁見した。そのとき
の日本側のもてなしぶりを通訳のヒュースケンは、驚きとともにこう書き記
している。
▼気品と威厳をそなえた廷臣たちの態度、名だたる宮廷に栄光をそえる洗
練された作法、そういったものはインド諸国のすべてのダイヤモンドよりも
はるかに眩(まばゆ)い光を放っていた(『ヒュースケン日本日記』から)
質素で飾り気がなく、子供たちの無邪気な笑い声に満ちた幕末の日本を愛
した彼は同時に、この国の将来に大いなる危惧を抱いた。
「ヒュースケン日本日記 1855~1861 」(岩波文庫) [文庫]
「この国の将来に大いなる危惧を抱いた」
どのようなことが書かれているのか
今の置かれた状況を自分なりにしっかり考えてみよう。
「黒板に『死ね』」「恐竜みたい」 女子大生らのいじめ体験が本に
「いじめからあなたの笑顔を取り戻したい」(浪速社1400円)
横山由紀子著
(京都ノートルダム女子大学・大学院教授)
社会を反映しているから陰湿で乱暴ないじめに。
言ってみれば国民の模範であるはずの国務大臣の下品と無知さ。
下品と言えば読売巨人軍
高度情報化社会を利用しての泥試合
あえて密室でやらない
日本シリーズを潰しにきている
マスコミに言いたい、取り上げるな!讀賣だけに責任を持たせろ!
日本シリーズ第6戦がもうすぐ始まる
日本球界は球団の姿勢が問われていい
「ファン」を無視しているところが気に入らない
孫-王-秋山体制のソフトバンクに勝ってほしい

「野球にときめいて」中央公論社。王貞治著。
自分のためでなく、チームが勝ために闘うんだ
日経ビジネス2011.11.21号
ソフトバンク 孫正義、試される突破力

雨

暗い
静か
こんな日こそゆっくり自分の時間が持てる
新聞を読む
[産経抄]抜粋
今から154年前の安政4年、米大統領の国書を携えた初代駐日米公使のハ
リスは、江戸城に参内し、13代将軍徳川家定に初めて謁見した。そのとき
の日本側のもてなしぶりを通訳のヒュースケンは、驚きとともにこう書き記
している。
▼気品と威厳をそなえた廷臣たちの態度、名だたる宮廷に栄光をそえる洗
練された作法、そういったものはインド諸国のすべてのダイヤモンドよりも
はるかに眩(まばゆ)い光を放っていた(『ヒュースケン日本日記』から)
質素で飾り気がなく、子供たちの無邪気な笑い声に満ちた幕末の日本を愛
した彼は同時に、この国の将来に大いなる危惧を抱いた。
「ヒュースケン日本日記 1855~1861 」(岩波文庫) [文庫]
「この国の将来に大いなる危惧を抱いた」
どのようなことが書かれているのか
今の置かれた状況を自分なりにしっかり考えてみよう。
「黒板に『死ね』」「恐竜みたい」 女子大生らのいじめ体験が本に
「いじめからあなたの笑顔を取り戻したい」(浪速社1400円)
横山由紀子著
(京都ノートルダム女子大学・大学院教授)
社会を反映しているから陰湿で乱暴ないじめに。
言ってみれば国民の模範であるはずの国務大臣の下品と無知さ。
下品と言えば読売巨人軍
高度情報化社会を利用しての泥試合
あえて密室でやらない
日本シリーズを潰しにきている
マスコミに言いたい、取り上げるな!讀賣だけに責任を持たせろ!
日本シリーズ第6戦がもうすぐ始まる
日本球界は球団の姿勢が問われていい
「ファン」を無視しているところが気に入らない
孫-王-秋山体制のソフトバンクに勝ってほしい


「野球にときめいて」中央公論社。王貞治著。
自分のためでなく、チームが勝ために闘うんだ
日経ビジネス2011.11.21号
ソフトバンク 孫正義、試される突破力

2011年11月19日 Posted by 松本輝一 at 17:30 │Comments(0) │自分を変えた本
賢く
ちょっと気になった本。
墜落論は買ったけど、「野火」「母」は図書館を利用しよう。
年金生活者だ。
巨大で理不尽な偶然と闘う
讀賣新聞2011/11/12夕刊
人は通常、偶然を受け入れて「魂」の一貫性を保持するが、受け入れがたいほど巨大で理不尽な偶然だったらどうなるか。
私はこの記事を読んで1回では理解できなかった。ただ最近、「偶然」ということばに良く出会う。
「野火」大岡昇平著。
最近電車の液晶CMから流れてきたことばからつぎの本を買った。
「墜落論」坂口安吾著。角川文庫。428円(本体)
伝統とか、国民性とよばれるものにも、時として、このような欺瞞が隠されている。凡そ自分の性情にうらはらな習慣や伝統を、恰も生来の希願のように背負わなければならないのである。

愛書探訪
讀賣新聞2011/11/12夕刊
息子を信じ抜く強い愛
「母」三浦綾子著。
小林多喜二の母・セキ。一編の詩が読みたい。

今はスティーブ・ジョブズⅠを夢中になって読んでいる。
登場する人物が多くて頭が追えない。
墜落論は買ったけど、「野火」「母」は図書館を利用しよう。
年金生活者だ。
巨大で理不尽な偶然と闘う
讀賣新聞2011/11/12夕刊
人は通常、偶然を受け入れて「魂」の一貫性を保持するが、受け入れがたいほど巨大で理不尽な偶然だったらどうなるか。
私はこの記事を読んで1回では理解できなかった。ただ最近、「偶然」ということばに良く出会う。
「野火」大岡昇平著。
最近電車の液晶CMから流れてきたことばからつぎの本を買った。
「墜落論」坂口安吾著。角川文庫。428円(本体)
伝統とか、国民性とよばれるものにも、時として、このような欺瞞が隠されている。凡そ自分の性情にうらはらな習慣や伝統を、恰も生来の希願のように背負わなければならないのである。

愛書探訪
讀賣新聞2011/11/12夕刊
息子を信じ抜く強い愛
「母」三浦綾子著。
小林多喜二の母・セキ。一編の詩が読みたい。

今はスティーブ・ジョブズⅠを夢中になって読んでいる。
登場する人物が多くて頭が追えない。