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14年前のこと 歌手藤圭子さん

歌手の藤圭子さん(享年62)が亡くなった
思い出すのは 心の目 入院の総括


1999/6/24(平成11年)
 世田谷総合病院に入院していた。入院の総括文章につぎのように書いた。
 雑誌・本もいろいろ読んだ。書評で「これは!」というものを購入。手元になければ読めない。一番感動したには石坂まさを(作詞家)。心の目(文藝春秋六月号)という一文だ。優しさ、夢、希望を与えてくれた。胸のつっかえが全部降りた。「生年月日を捨て、心生月日に直せ」、「心で生きろ」、「明治維新のように、心生維新の旗を掲げ、心で生きると改め、僕も新しくなっていこう」。授業の教材にしよう。「石坂まさを」という人を探すことから始めよう。

14年前のこと 歌手藤圭子さん

(抜粋)文藝春秋 第七十七巻 6月号より 心の目 石坂まさを(作詞家)
 僕は売れない歌書きをし、二十八歳の時、藤圭子さんと出会った。「新宿の女」「女のブルース」「圭子の夢は夜ひらく」「命預けます」とミリオンセラーを出せたが、マネージャーも兼ねていたので、藤圭子さんのブレイクと共に、自分を燃焼してしまった。

14年前のこと 歌手藤圭子さん

その時の心情をつぎのように書き残してある。
「長い文章だった。心が私を襲ってくるような気がした。私の人生の中で、自由奔方に生きたのは19から23歳の時だった気がする。生きる中に必ず歌が付いてくる。もっと正確に言えば、歌とともに生きていたと言えよう。
 新宿・歌舞伎町ですさんだ毎日があった。野田・源川は今何をしているのだろうか。バー・スナックの片隅でブラックニッカを飲みながら聞いた藤圭子。やけっぱちだが、その声はおいらに迫ってくる。グラスを持ち、暗い酒場でさまよい歩いていたおいら。「この先どうすりゃいいのかと…」と。美空ひばりの「悲しい酒」も生き場を失ったおいらの支えだったような気がする。時代背景は当然あった。学生運動の激動の時期だった。」
 「宇田多ヒカルという歌手が超売れている。最近やっとTVに出演するようになった。おいらには「宇田多ヒカル」なんてわかるはずがない。ところが、藤圭子の娘ということでちょっと関心を持つようになった。最近出演したTVはしっかり録画した。藤圭子のレコード(古い!)が欲しくなりずいぶん探した。CDを手にし、最高の気分。ゾクゾクしたと言うのが本音。この作詞家が石坂よしを氏なのだ。インタ-ネットで検索しているが石坂氏は見つからない。」

一路専心 22年
イチロー 4000本安打の偉業


14年前のこと 歌手藤圭子さん
凄いよ!!ヤンキースで達成するということ!!こんなこと考えられなかった!!
イチローにしては「人間的な言葉」を発していた。よほど嬉しかったのだろう。神がかり的な言葉ではない。
政治家も見習ってほしいね!!自己管理をはじめとしたプロとしてのありようを。

インタビューで印象に残った言葉
1.ファン・チームメートの祝福に半泣きに
2.ヤンキースタジアムで自分の時間を作ってくれたことに感謝
3.うまくいかなかった自分と対峙すること
4.毎日ラインアップを見て自分にスイッチを入れる
5.持続する力の大切さ





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    2013年08月23日 Posted by松本輝一 at 00:27 │Comments(0)人に伝える大切なことば

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